【LP】Eduardo Mateo - Cuerpo y alma

ブラジル音楽～レアグルーヴ好きも要注目。ウルグアイ音楽史に屹立する巨星EDUARDO MATEO84年リリースのソロ2ndアルバム『Cuerpo y Alma』がリリース40周年を記念してリイシュー。

ウルグアイにおけるBeatlesとも称される伝説的バンド、El Kintoのメンバーであり、ウルグアイ音楽の歴史において最 も重要な人物の一人、EDUARDO MATEO。El Kinto解散後もソロアルバムやコラボアルバム等で数多くの名曲を生み出してきた。 

本作『Cuerpo y Alma』(1984)は、1972年にリリースされたソロ1stアルバム『Mateo Solo Bien Se Lame』以来12 年ぶりにリリースされたソロ2ndアルバム。マテオの人生において最も困難を極めた時期である1981年(独裁政権下の警察からの圧力やドラッグへの依存によるものだった)に制作が始まり、マテオの人生において最も幸福な時期といえる1984年(モンテビデ オの文化環境の中で認められ、経済的にも安定していた)に完成した。

だからこそ、この作品には光と影、緊張と楽観主義、その両方が反映されている。 実験的でありながらもそれを前面に出さずシンプルにまとめ上げる構成力、全体を包む諦念とも感じら れる安らかなムード、呪術的なパーカッション、神秘主義的なテイストなど、すべてがユニーク。ジャズ、ボサノヴァ、カンドンべをミックスし、妖しい浮遊感に包まれたフォークアルバムを創り上げた。 

多くの楽器をマテオ本人が担当しているが、盟友ウーゴ・ファト ルーソ(Key.)、ウーゴの弟のオスヴァルド・ファトルーソ(Dr.)、『クルビ・ダ・エスキーナ2』への参加等でブラジル音楽ファンにもお馴染みのピッポ・スぺラ(Gt./Key.)、ウルグアイを代表するベーシスト、ウルバーノ・モラエス(Ba.)、マリアナ・インゴルド参加の女性ト リオ、トラべシア(Chorus)など豪華なメンバーが参加。帯付き180g仕様でのリイシューとなる。

-Track List-

A1. Cuerpo y Alma 

A2. Nombre de bienes 

A3. María 

A4. El son oro scope 

A5. Carlitos 

A6. El tungue le 

B1. Lo dedo negro 

B2. El boliche 

B3. Si vieras 

B4. Un canto para Iemanjá 

B5. La casa grande 

B6. El arriero

Label:LITTLE BUTTERFLY(LBR006)