【LP】Secular Music Group - Volume 1

クラフトマンシップ溢れる現代ライブラリーから、幽玄なブラックジャズ、ドン・チェリーやジョン・ハッセルを思わせるエスノ・アンビエントまでを横断する怪盤。

昔ながらのレコーディング手法と従来のスタジオ・テクノロジーに情熱を傾ける、映画やテレビ界の有名作曲家 Christian Ruggiero の自宅ワークショップに端を発するという本作。長年のコラボレーターであり同じ志を持つマルチ楽器奏者のYannis Panos とチームを組み、制作されたのが本作。

フリージャズ、ライブラリーミュージック、アメリカのミニマリズムという共通の関心を反映したもので、ギタリストの Ted Morcaldi、リード奏者の Greg Lapine、パーカッショニストの Tim Walsh という重要なメンバーが加わり、グループが完成した。

各プレイヤーはセッションにいくつかのスケッチを持ち込み、それがこの即興演奏の出発点となったのだという。その意味で、このレコードは真のコラボレーション作品と言えるだろう。Ruggiero は最近亡くなった友人に敬意を表し、遺贈されたビンテージテープマシンで録音を行った。結果として UK ジャズの牧歌的な優雅さ、ヨーロッパの前衛音楽の厳かさ、60 年代と 70 年代の壮大な器楽アンサンブルの刺激的なサウンドが誕生した。(メーカー)

▶︎PLAY DIGEST

-Track List-
A1. Ilb'al
A2. Egret Woman
A3. Not Right Now Jaguar
A4. La Llorona
A5. The Deer And The Birds Were Told
B1. The Deeds Of Zipacna
B2. He Would Make Himself...Feline
B3. Hundrath
B4. This Is Enough About The Being

Label:2 HEADED DEER(2HD010)